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2017/03/25 春季昇段昇級審査会

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3月25日、久喜市総合体育館にて昇段昇級審査が行われました。
蓮田支部からは全員で69名が昇段昇級に挑戦しました。
今回は中村泰征、吉田愛琉、高橋茉子、石川龍太郎が昇段に挑戦し、見事十人組手も完遂、無事に初段を取得することができました。
諦めずにコツコツと稽古を積み重ねる真面目な姿勢が今回の結果につながったと思います。
続く後輩の人たちも、自分のペースでしっかりと稽古に取り組み、いつかは黒帯を締められるよう頑張りましょう!

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「昇段レポート」

吉田 愛琉 初段

吉田 愛琉 初段

僕は、3歳になってすぐに空手に通い始めました。
きっかけは、僕の兄が空手をやっていたことです。
「お兄ちゃんを抜かしたい」という気持ちで通い始めました。

そのころ僕は、まだ母乳を飲んでいました。
右左の区別もつかず、最初の昇級審査まで1年半かかりました。
しかし、昇級できなかった間に、基礎をしっかり学べたので今思い返すととても良い期間だったと思います。

始めはなかなか結果が出なくて、心が折れそうになった時もいっぱいありましたが「今はまだ花のつぼみだけどいつかきっと花が咲く」そう信じて1回1回の稽古を真剣に取り組みました。
その甲斐あって少しずつ勝てるようになってきました。

僕は、体が小さいけれど組手が大好きで型も大好きで棒はもっともっと大好きです。その、大好きな棒術は、3年生のころから真剣に取り組みました。その結果、4年生の全日本で3位、5年生、6年生で優勝し2連覇することが出来ました。

ここまで頑張ってこれたのも、見山師範をはじめ、先生方、先輩方、苦しい時も楽しい時も一緒に稽古をしてくれている仲間たち、そして片道40分もかけて毎回稽古に連れてきてくれてる母と、早朝から深夜まで懸命に働いている父に心から感謝しています。

この恵まれた環境の中、審査当日は試合とは全く違う雰囲気を感じて、心臓が飛び出る位、緊張しました。昇段審査の内容はどれも心配でしたがその中でも10人組手が一番心配でした。
始まって3人目ごろから息が上がり始め心が折れそうになった時今までやってきたことが走馬灯のように脳内を駆け巡りました。
ここで下がってはいけない、技を出すんだ、と思い必死に戦いました。
そして10人目先輩から「ラストだ。頑張れ!」そう言われ必死に突き蹴りを出しました。

その結果ついに昇段を認めて頂きました。
黒帯はゴールではなく、スタートだと思います。
これからは先輩に見習い道場に恩返しをしていきたいです。
そして、さらに上を目指し日々精進したいと思います。押忍

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「昇段レポート」

中村 泰征 初段

中村 泰征 初段

「中村泰征」と田森師範に名前を呼ばれた時、僕の心の中は喜びと達成感でいっぱいでした。空手を始めたのは小学1年生の時。
今思えば当時は組手への怖さが断ち切れず稽古に行くこと自体が恐怖でした。しかし、同級生と切磋琢磨していくうちにそんな気持ちはなくなり、「もっと頑張ろう」という前向きな気持ちに変わっていきました。
「昇段して黒帯を取る」という目標を掲げ、日々励んできた稽古の中でたくさんのことを学びました。

一つ目は「あきらめずに真摯に取り組むこと」です。
僕は組手でなかなか勝つことができませんでしたが、稽古に積極的に参加し続け、目標に向かってあきらめませんでした。また、10人組手では途中かなり体力的に辛かったですが、最後まであきらめずにやりきることができました。

二つ目は「人との出会いの大切さ」です。僕が今まで空手をやってきた中で様々な人との出会いがありました。その出会いを通じて心身共に成長することができました。ひとつひとつの出会いが僕にとっての宝物です。

三つ目は「感謝」です。今回黒帯を取ることができたのは、もちろん自分一人の力ではなく指導してくださった先生方、一緒に練習してくださった先輩方や同級生のみんな、そして僕を支えてくれた祖父母や両親のおかげだと思っています。
この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました。常に周りの人への感謝の気持ちを忘れず態度に示すことを実践し、後輩達にも伝えていきたいです。

これから先、多くの壁にぶつかることもあると思いますが、空手を通して学んだこの三つのことを忘れず、様々なことに挑戦していきたいです。そしてこうはにの模範となれるよう日々精進していきます。押忍

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「昇段レポート」

高橋 茉子 初段

高橋 茉子 初段

私は、空手を始めて今年で7年になります。始めたきっかけは、父の勧めでした。初めの頃はとても緊張してしまい、友達も少なかった私に、初めて声をかけてくださったのが、見山師範や、先輩方でした。
最初はあまり乗り気じゃなかった空手を続けてみようと思ったのがこの時でした。

私は、組手が弱いです。低学年のときに出た組手の大会がトラウマになって、それからずっと組手を避けていました。
せめて型だけでも頑張ろうと思い、練習してきました。
最初は、大会に出場してもなかなか勝つことができず、自信を無くしたのもこの頃です。何度も型を辞めたい、空手を辞めたいと思いました。
しかし、そんな時に支えてくれたのが、家族という存在でした。一度始めたことは最後までやり通すようにと教えてくれました。
その支えもあり、小学6年生の全日本の型の試合で初めて入賞することができました。「努力は必ず報われる」ということを、身をもって実感することが出来ました。

中学生になって、勉強や部活と空手の両立が難しくなり、今までよりも稽古日数が減ってしまいました。
しかし、ここでも学んだことがあります。それは、少ない稽古時間の中でいかに稽古内容を濃く集中して取り組むか、ということです。
稽古日数が減ったことで、より一回の稽古の時間を大切にしようと思いました。

今回の昇段審査で一番の課題が10人組手でした。今まで組手の道を避けていた私にとって、初めて一般の黒帯の先輩と戦うのは、恐怖や不安しかありませんでした。
そんな時、背中を押してくださったのが、見山師範や、先生、先輩方、道場の仲間でした。初段という大きな壁を乗りこえられたのは、「自分の力」だけではありません。
10人組手の前には「頑張れ」、終わったあとには「お疲れ様」や「おめでとう」など、いろいろな方々からの応援があったからこそと思います。
励ましの言葉をいただけるということに一番の喜びを感じ、今まで空手を続けてきて良かったと思いました。

今まで支えてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。これから黒帯という帯に自覚と責任を持ち、感謝の気持ちを忘れずに心身ともに成長できるよう、日々努力したいと思います。押忍

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「昇段レポート」

石川 龍太郎 初段

僕は4歳の時、親に勧められて空手を始めました。 最初のころは親の仕事の都合でなかなか稽古に行けず、行けても週に1回程度でした。
特に僕は身長がそこまで高くなく、体重も軽く痩せていたこともあって、組み手がとても苦手でした。 同じ年なのに突きや蹴りが強いと泣きそうになってしまうこともありました。 「空手はきつい、痛い、怖い」という気持ちが強く、何回もやめたくなりました。 だけど僕をかえてくれたのが「友達」です。

3年生の時、同じ学校の友達の井口君が空手を始めました。
そのころ僕は、「大丈夫、ぬかされることなんてないよ」と心の中でずっと思っていました。 だけど井口君は僕を抜かす勢いでどんどん強くなり、帯も上がってきて「やばい、ぬかされる!」と僕も思い始め、井口君より一日でも多く稽古に行こうと頑張って通いました。
そのおかげで少し組手が強くなったような気がしました。 そして小学校6年生の冬に見山師範に「その調子だと6月に黒帯受けられるな!」と言ってもらい、とてもうれしかったです。
ですが、ここでまた僕の気がゆるんでしまい「あ~もう大 丈夫だ~。」と思ってしまいました。 中学生になり部活も始まって、だんだん通う回数が減り結局6月、9月、12月は審査を受けられず、井口君に先を越されてしまいました。
この時僕は「チクショー!絶対3月に受けてやる!」と思い、初段の型と十人組手の練習を頑張りました。

そして迎えた3月25日の審査当日、緊張しすぎて体がずっと震えていました。 先生に名前を呼ばれて筆記テストをして、型を一つ一つやっていき、ついに最後の十人組手が始まりました。
一人目から全力でぶつかりましたが、さすがに大人なので突き一発一発がとても重く、すごく痛かったです。 下がりながらガードするのが精いっぱいで6人目で下突きをもらい息ができなくなってしまいましい、見山師範に「もうやめるか?」と言われましたが、 阪本先生や黒帯の先輩方のアドバイス、声援で「ここで諦めない!!!」と思い、「まだいけます!」と見山師範に返し、7人目からふらふらになりながらも全力でぶつかっていきました。
最後の10人目に、もう意識が飛びそうだったけど先生、先輩、友達の声援でやりきることができました。 そして田森師範に名前を呼ばれた時、9年かかってついにやったぞ!!!という感動がこみ上げてきました。

ここまで来れたのは、見山師範や阪本先生など先生方や一緒に目標を目指す仲間がいたからやってこれました。 これからも黒帯として恥の内容に頑張っていきたいです。 押忍


幼年 甲斐 大雅
幼年 中村 玲菜
幼年 安野 瑛士
少年7・8級 青木 愛莉
少年3・4級 佐怒賀 大宙
少年3・4級 金城琉珂
少年 1・2級 中村 泰征
幼年 大渕 湊斗
幼年 糸井莉夏
少年7・8級 谷 紘輝
小年7・8級 糸永 ルイス
少年3・4級 岡田 希々果
少年 1・2級 吉田 愛琉
 

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