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2016/10/23 首席師範稽古

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10月23日(日)久喜市総合体育館において、岡崎首席師範稽古が行われました。埼玉県の各支部、東京都、神奈川県、福島県、そして静岡県、京都からも参加がありました。
冒頭に岡崎首席師範より、「首席師範稽古は盧山道場の稽古であり、挨拶や整列など言われてからやるようでは盧山道場では通用しない。通常の講習会とは違う緊張感を持って、黒帯が自ら率先して行うように。」とのお言葉に70名を超す参加者は一層気を引き締めて稽古に臨みました。
基本稽古の三戦立ちでの突きは、ボクシングにも精通しておられた大山倍達総裁の目から見て有効な稽古法であると考えて最初にやる稽古に持ってきている、下半身を柔らかく連動させて行う重要な稽古なのでしっかり行う必要があるとご指導いただきました。
一撃で倒すつもりで打つこと、同じ動きを繰り返して稽古の量をこなすことなども試合で勝つこととは別に、空手の稽古として大切であるというお話を盧山道場時代のエピソードをまじえてご説明いただきました。
ミットトレーニング、受け返し、スパーリングを1分の時間で区切って行い、最後は型「撃砕小」を10回通して行い、あっという間に3時間の充実した稽古が終了しました。
今回も大変内容が濃く勉強になる首席師範稽古でした。このような講習会では普段の自分の道場での稽古とは違う稽古や違う説明もあるかもしれないが、こういう稽古もあるんだということを知ることや、いろいろな先生から普段と違ったことを教わることも大切です。しかし基本は自分の道場での稽古が中心にあり、自分の先生の稽古を信じて、しっかり稽古を積み、その上でのプラスアルファとして、このような講習会を位置付けるようにというお話もありました。
毎回ご指導いただける岡崎首席師範、石島師範、首席師範稽古を企画・主催していただきました見山師範には大変感謝申し上げます。
押忍 蓮田支部指導員 高橋俊介弐段


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