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2014/09/12 第5回岡崎首席師範稽古

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9月12日(金)第5回岡崎首席師範稽古(レポート:古俣めぐみ初段)

首席師範稽古も今回で5回目を迎え、非常に充実した内容となりました。

◯基本
四股立ちの基本を中心とした復習
◯移動
体捌きを含む移動の復習
基本的な立ち方・技の発力について
◯型
平安1~5の要点
特に平安5の相手の脚を取る動きについて
◯棒術
周氏の棍終盤の、上段横打ち→中段横打ち・五連打ち貫突きについて

上記の点を中心に、丁寧にご指導いただきました。

また今回は5回目という節目を迎えるにあたり、
総本部道場開設前後の盧山道場の稽古などについて、
首席師範のご経験をお話しいただきました。

道場が設けられる以前は雨の日も雪の日も公園で稽古していたこと、
道場が出来てからは寝泊まりや勉強も道場でしていたこと、
稽古がどんなに辛くても同時に楽しいと感じる気持ちを持ち続けていたことなど、
当時のエピソードを数多くお聞きしました。

お話の中で特に印象に残ったのは、
「師匠と弟子がいて、伝えるべき技があれば、環境にかかわらず稽古はできる」
「一生懸命稽古に励み、日々技を磨いていれば、教えを請う人は自然と現れる」
「達人の技も、後世に伝えていかなければ途絶えてしまう。稽古することは、偉大な先人の技を受け継ぐことである」
という三つの点で、自分の稽古に対する姿勢を今一度振り返らねばならないと感じました。

古き良き時代の盧山道場の稽古を再現するという形での稽古に加え、
このような貴重なお話をお聞きできたことに、大変感銘を受けました。
そして、その技と心を少しでも多く受け継いでいきたいと思いました。

ご指導いただきました岡崎首席師範、当日共に稽古してくださいました支部長・先生・先輩方、
そして日々熱心にご指導くださる見山師範に、心から感謝申し上げます。

今回の経験を糧に、今後一層稽古に励んでいく所存です。押忍

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