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2013/7/27~29 総本部夏合宿(群馬県みなかみ町)

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レポート:大江修一初段

 7月27日から29日まで群馬県水上温泉での総本部夏合宿に行って参りました。見山道場からは71名が参加し、午前午後の体育館での稽古、夜の副館長講話、2日目昼のプール、夜の班ミーティングなど分刻みの充実した三日間を過ごしました。

 合宿は、少年部にとって規律とマナーを学び、協調性や自主性を育む場でありますが、それを実現するためには先輩および一般部からのきめ細かい配慮指導が不可欠です。

 三日間事故もケガもなく全員元気に合宿を終えて戻って来られた背景には、合宿に参加した中学生高校生の活躍があります。
中学生になると部活動などの理由で合宿の参加者は少なくなるのですが今回は自分の息子を含む中学生五人高校生一人が参加してくれました。

 彼らは朝昼の空手稽古を一生懸命頑張るだけでなく、一般部の大人と同じ部屋で過ごし、一緒に少年部の部屋グループのサポートをしてくれました。たとえば素早い整列の指導、ホテルから体育館への移動時の交通安全への配慮、部屋での荷物の整理整頓の指導、お風呂のマナー指導、低学年の世話、言うことを聞かなかったりふざけたりする子を注意したり等、少年部の面倒を自発的に本当によく見てくれました。また夜の部屋グループごとのミーティングでは大人の補助をしたり、自分で司会をしたり、少年部メンバの一日の反省点や次の日の目標を引き出したりしました。

 そうして一日のスケジュールを終え少年部の部屋消灯をした後には、一般部と共に一日の少年部の様子や課題、対応などを師範に報告し話し合いました。中高生からは「 少年部の世話をするのは大変、なかなか言うことを聞いてもらえない」「自分達が少年部で参加していた時の一般部の苦労がよくわかった」「修学旅行の引率の先生の気持ちが分かる」など、少年部時代とは違い世話をされる側からする側に立ったことによる頼もしい感想が聞かれました。これらの言葉から、中高生にとって学校では決してできない貴重な経験ができたのではないかと思います。

 自分は合宿7回目になりますが、低学年のころ世話をした子がたくましく成長して、一緒に世話をする側になって助けてくれるまでになったというのは本当に嬉しく感慨深いものがあります。我々一般部も人生の先輩として親として背中を見せるべく見本になるような行動を心がけるよう頑張りました。

 3日間の充実した日程を終えた帰りのバスの中で中高生達は少年部から感謝の言葉をもらい、師範、一般部からも「よく頑張ってくれた、とても助かった」とねぎらいの言葉をかけられ、一緒に頑張って合宿を成功させた喜びと達成感を味わってくれたようでした。

 空手道場に通う目的として、強くなるという事だけでなく、人格形成があります。夏合宿は後輩達の世話をする事を通じて極真精神「頭は低く目は高く口謹んで心広く孝を原点として他を益す」を実践を通じて学ぶことのできる貴重な機会です。
今後も多くの中高生が合宿に参加して、後輩の指導をしてゆくということが見山道場の伝統として、これからも代々受け継がれて欲しいと思います。

 押忍

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