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弐段昇段レポート

弐段の昇段審査を受けて

 

蓮田道場 阪本崇敬

極真空手の門をたたいて十二年目のこの秋、自分は弐段の昇段審査を受信させて頂きました。今年の五月頃、見山師範代から「崇敬もそろそろ弐段を審査に挑戦してみよう」というお言葉を頂きました。その時は嬉しかった反面、ものすごく不安になりました。
「果たして自分の力量で極真の弐段の帯を締めることが出来るだろうか・・・」その様な想いがあったからです。しかし“極真空手をやっている以上は誰もが通る道なのだから!”と自分に言い聞かせ、思い切って昇段審査を受けることを決意しました。

自分が目指している組手は「華麗な組手」です。自分が思い描いている組手にはまだまだ程遠いものですが上段回し蹴りの速さには自信がありました。しかし審査で行われる二十人組手でその技が通用するかどうかは疑問を感じていました。「兎に角、審査会までの短い期間、自分の持ち味である脚技を磨いて二十人組手に挑戦しよう」と決意し、練習してきました。

そして審査会当日、自分がもっとも不安だった二十人組手が始まりました。自分は持久力がない分、上段の脚技で攻めて試合時間を短縮しようと考えていました。前半は上段の蹴りも自然に運べて自分のペースで闘えたのですが後半ともなると息が切れ、力のある相手に押される場面が度々ありました。しかし見山師範代をはじめ先生方、沢山の道場生の声援を背にして無事に二十人組手を完遂することが出来ました。

自分がこの二十人組手で学んだことは、自分の精神面の弱さです。勿論技術的な面もまだ稚拙ですが、人数をこなすに従って、疲れが表情に出てきてしまいました。空手に限らず何事にも、何か嫌な事があったら顔に出すことはいけない事です。弐段の帯を締める人間がこの様な精神面の弱さがあってはいけないと想いました。嫌なことがあってもそれに打ち勝つ強さ、相手を思いやる優しい心の必要性をこの昇段審査で痛感しました。そしてこれからは、自分の後輩や少年部の子供達にこの貴重な体験を生かして指導していきたいです。

最後に・・・・・自分に空手を長年教えてくださり、二十人組手の最中にもずっと傍に居て下さった見山師範代、こんなに弱い自分をいつも力強く励まして下さった先生方、自分が苦しい時に強く後押しし、二十人完遂した時には心から祝福してくれた道場生のみなさん、そしていつも厳しく、そして優しい目で見守ってくれた父と、自分が小さい頃、雨の日も風の日も道場まで車で送り迎えしてくれた母に、この場を借りてお礼を言います。自分がこうして弐段の帯を締めることが出来るのは今まで支えてくださったみなさんのお陰です。本当に有難うございました。押忍 

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