ドアを開けると稽古中の子どもたちの元気な気合声。すぐに見山師範代と小林仁美先生が親切に声をかけてくださり、はじめて道場に足を踏み入れた自分は1時間あまりの稽古の様子を見学させていただきました。
犯罪の低年齢化、道徳の乱れなどが進む昨今、子どもの未来に不安を抱える親は多いと思います。そんな環境にも負けない強い人間に育って欲しいと願い、子どもには武道を習わせたいと思っていたところ、蓮田にカラテの道場があることを思い出し、早速身重の家内と3歳の長女とともに、少年部の稽古を見学。説明を聞いた後、長女に問うと、やってみたいと珍しく積極的だったため、翌週の幼年部より入門させました。
毎週土曜日の稽古への送迎は自分の役割でしたが、子どもの稽古を見ているうちに、沸々と体に湧き上がるものが。学生の頃(約20年前ですが)フルコンタクトカラテを経験しましたが、若かったせいもあり、いい加減な気持ちで稽古をしていた当時の自分を思い出し、見山師範代の稽古を見ていて、自分の中で何かはじけるものがありました。
もう一度カラテをやりたいという気持ちと「極真」というイメージおよび年齢的不安とが入り混ざったまま、数ヵ月後、家内に自分も入門したい旨を告げ、以来、長女とともに道場に通う日々が続いております。39歳で入門しましたが、運動不足で運動の苦手な自分でも、見山師範代をはじめとする指導員の先生方のお陰で何とかここまで続けられ、23%あった体脂肪率は14%に。健康診断での評価はオールAで、健康面でもかなりのプラスになりました。
自分の生きた証しは何かを常に考えていますが、仕事での業績は引退してしまえば、やがて忘れ去られ、自分が歴史に名を残すような偉業など今後もとても期待できません。でも子どもにだけは強く何かを残せるのだと確信し、そして子どもが成長したときに「よかったな」と思える何かを一緒に創っていきたいと考え、それが武道である「極真カラテ」であると信じ、親子で稽古に励んでいます。
現在は居合道、杖道も稽古し始め、ますます武道にのめりこみつつあります。長女が入門した頃には、家内の胎内にいた現在1歳の長男がやがて一緒に稽古できる日を夢見て、見山師範代をはじめとする指導員の先生方から少しでも武道の精神を学んでいけるよう、引き続き稽古に精進していきたいと思っています。押忍
高橋俊介















